関東近郊で「しっかり登って、サウナで整いたい」人にぴったりなのが、
東京都・奥多摩の御前山を中心とした縦走ルートと、
下山後すぐ立ち寄れる温浴施設「河辺温泉 梅の湯」を組み合わせた1日プランです。
このコースは、
- 標高1,400m級の御前山や惣岳山を含む手応えのある稜線歩き
- 登りも下りもキツめ。体力が削られるほど燃える人にこそハマる
- 下山後は徒歩2分、「梅の湯」でととのい&夕食までフルセット
という、ストイックな達成感とリラクゼーションの落差がクセになる構成です。
アクセスは立川から電車とバスで約1時間半ほど。
この記事では、実際の行程をもとに、
登山ルートの特徴・注意点・所要時間・サウナ設備・食事情報まで詳しく紹介します。

「登山は、きつければきついほどいい」
そんなあなたにこそ勧めたい、全力で登って、極上に整える日帰りプランです。
御前山縦走×サウナ 日帰りモデルコース|全体スケジュール
東京・奥多摩の大自然に抱かれながら、
歩きごたえのある縦走路とサウナ体験を組み合わせたアクティブ&リフレッシュな1日プランをご紹介!
都心から電車でアクセスできる好立地ながら、
静かな登山道と整った温浴施設がそろう、満足度の高いコースです。
8:12に立川駅を出発し、
JR青梅線を経由して9:16に奥多摩駅に到着。
そこから9:30発のバスに乗車し、9:45に奥多摩湖バス停へ。
いよいよ登山スタートです!
奥多摩湖いこいの路入口からスタートし、
指沢山 → 惣岳山 → 御前山 → クロノ尾山 → 鞘口山と縦走しながら、
奥多摩の町へ歩いて戻るルートです。
※このスケジュールは、平均よりも速いスピードで歩くことを想定しています。
※一般的なコース定数より約0.8倍で踏破するペース感です。
奥多摩駅から電車で移動し、16:41に河辺駅へ。
徒歩2分の「河辺温泉 梅の湯」で、サウナ・水風呂・外気浴を満喫。
梅の湯から徒歩3分。河辺駅前にある「炭火やきとり 火の鳥」で、登山とサウナを締めくくる晩酌タイム。
炭火で丁寧に焼き上げた焼き鳥や、低温調理の肉刺しが名物。
落ち着いた店内で、日本酒や焼酎を片手に“整いの余韻”を楽しめます。
満腹&満足で、気持ちよく1日を締めくくりましょう。
このコースはこんな人におすすめ!
- ハードな縦走に挑戦したい人
- 登山後はちゃんとサウナで整えたい、“ととのい派”ハイカー
- 奥多摩の静かな山を満喫したい人
御前山を含む縦走路は、都心では味わえない本格的な山の魅力を感じられます。
しっかり登って、しっかり整う――そんな1日をぜひ体験してみてください!
御前山 縦走コース紹介
奥多摩湖バス停からスタートし、標高1,400m級の御前山を中心に複数のピークをつなぐ本格的な縦走ルート。
静かなブナ林、豊かな自然、変化に富んだ尾根歩きと、奥多摩の奥深さをじっくり味わえるコースです。
アップダウンも多く、行動時間も長め。
日帰りながら上級者向けのチャレンジコースとして高い満足度が得られます。
コース概要|標高1,400m超の縦走と温泉サウナを1日で満喫








- ルート:奥多摩湖バス停 → 指沢山 → 惣岳山 → 御前山 → クロノ尾山 → 鞘口山 → 奥多摩駅
- 距離:約11km
- 所要時間:約5時間(休憩除く)
- 累積標高差:約1300m~1500m
- 難易度:★★★★☆(上級者向け)
標高差・アップダウンともに大きく、踏みごたえのある本格コース。
※このプランは平均より速めのスピード(コース定数0.8倍)での踏破を想定しています。
アクセス|電車とバスでスムーズにスタート


- JR青梅線「立川駅」→「青梅駅」→「奥多摩駅」
- 奥多摩駅から西東京バスで「奥多摩湖バス停」へ(約15分)
- 合計所要時間:約1時間30〜40分
朝8時すぎに立川駅を出発すれば、9:45には登山開始可能。
公共交通でも無理のないスケジュールです。
登山ルート詳細
奥多摩湖〜指沢山|静かな森から始まるしっかり登るコース


登山は奥多摩湖の橋を渡り、左手の階段を登ったところからスタート。
標高534mの登山口から、標高940mの指沢山を目指して登っていきます。
序盤からしっかりとした登りが続き、標高差は約400m。
静かな森に包まれながら、自分のペースでじっくり登れるルートです。
指沢山(標高940m)


登山開始から約400mの標高差を登った先にある最初のピーク。


山頂にはウッドデッキ調の立派な展望台(サス沢山展望台)が設けられており、眼下には奥多摩湖、遠くには奥多摩の山並みを一望できます。


ベンチは2基あり、展望を楽しみながらゆっくり休憩するのに最適です。
ここから先は、惣岳山・御前山へと続く主稜線に入っていきます。
惣岳山(標高1,342m)


御前山へ向かう途中にある中継ピーク。


急登を登りきると、広く平坦な山頂スペースが広がり、
木製ベンチが複数設置されていて、しっかりと休憩を取ることができます。
展望はあまりありませんが、静かな森に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力。
体力を整えるのにちょうど良いポイントです。
御前山(標高1,405m)


このコースの最高峰。


山頂は広々とした開放的な空間で、複数の木製ベンチと立派な山頂標柱、案内板が整備されています。
展望は一部にとどまりますが、森に囲まれた落ち着いた雰囲気が心地よく、
登りきったあとの達成感と静けさを味わえる場所です。
昼食や長めの休憩にちょうどよく、春にはカタクリの群生地としても知られています。
クロノ尾山(標高1,323m)


御前山から一度下ったのち、登り返してたどり着くピーク。


分岐の道標があるだけの静かな山頂ですが、ベンチが3台あり休憩には好適。
ここで一息ついて、ラストスパートに備えましょう。
鞘口山(標高1,142m)


下り基調になった後、再び登り返してたどり着くピーク。


こちらもベンチが2基ほど設置されており、腰を下ろして落ち着ける空間です。
愛宕山(標高507m)


愛宕山の中腹には、愛宕神社が鎮座しています。
火伏せの神として信仰される神社で、地元住民にとっては防火・厄除けの守り神として親しまれています。


神社のすぐ隣には、鮮やかな朱色の五重塔が建っており、
山中に突如現れる荘厳な建築は、登山者にとっても印象的なランドマークとなっています。
この五重塔は比較的新しく建てられたもので、周囲の静けさと相まって、
奥多摩の山中に不思議な厳かさを感じさせるスポットです。
河辺温泉 梅の湯でととのう


河辺駅徒歩2分、癒しの天然温泉「梅の湯」。
登山後は、JR河辺駅からすぐの「梅の湯」で汗を流し、じっくり体を癒やします。
高温サウナ(約90℃)、キリッと冷えた水風呂(約18℃)、開放感ある露天風呂も完備。
登山で疲れた体に、最高のリカバリータイムを与えてくれる施設です。
登山とサウナの締めに|炭火やきとり 火の鳥 河辺店


引用元:https://www.hotpepper.jp/IMGH/03/41/P046280341/P046280341_480.jpg
縦走とサウナで体が整ったら、最後は美味しいお酒とごはんで心も満たしたい。
そんなときにおすすめなのが、JR河辺駅周辺の「炭火やきとり 火の鳥 河辺店」。
徒歩圏内&登山後の体に優しいメニューが揃っており、満足度の高い締めが楽しめます。
- アクセス:JR青梅線 河辺駅 北口 徒歩1分
- 営業時間:16:00~23:00
- 定休日:なし
- 予算:3,001~4,000円
- 特徴:
- 炭火で焼き上げる焼き鳥は、表面はパリッと、中はジューシーな味わい。
- 低温調理した肉刺しも人気。
- 豊富なドリンクメニューで、焼酎や日本酒、ワインなども楽しめます。
- 予約・詳細情報:
登山とサウナで整った体に、炭火焼き鳥と豊富なドリンクで至福のひとときを。
河辺駅周辺での締めくくりに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ|御前山縦走でしっかり歩いて、サウナで完全回復!


御前山を中心とした奥多摩の縦走ルートは、標高差のある稜線をじっくり歩く本格的な日帰りコース。
累積標高差は登り1328m/下り1514m、距離は約11kmと、達成感たっぷりの行程です。
指沢山・惣岳山・御前山・クロノ尾山・鞘口山といった複数のピークをつなぎ、静かな自然の中を歩ききったあとは、
「河辺温泉 梅の湯」でサウナ&温泉。駅徒歩2分という好立地も魅力です。
交通はすべて電車とバスで完結。
しっかり登って、しっかり整える——そんな1日を気軽に楽しめる、完成度の高いモデルプランです。